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着色料の狙い |
着色料が商品価値に与える影響は、 かなり大きいといえます。
それは、 野菜に土をつけるだけで新鮮に見えるのと同じですね。
着色料によって彩られた商品は、 非常においしく見えてしまうもの。
たとえそれが体によくない、 食品の安全という観点から見た場合にはあまり好ましくない物であっても、 商品価値を高めることになります。
先述した夕張メロンに関しても、 同様のことが言えます。
夕張メロンといえば、 果肉のあの鮮やかなオレンジ色がトレードマークですね。
あの色を見ただけで、 おいしいと思うような条件反射が芽生えてしまいます。
それを利用したのが、 夕張メロンをモチーフにしたデザートです。
例えば、 メロンのゼリーやアイスなどがそうでしょう。
メロンというと緑のイメージがある一方、 オレンジだとより高級に見えます。
これは夕張メロン効果ですね。
それを利用すべく、 メロンのゼリーやアイスには、 オレンジ色の着色料が使われることが多いです。
これによって、 視覚的に満足してもらおうというのが狙いです。
着色料には、 こういった効果が有ります。
実際、 食品の安全という点から見て、 あまりいい事ではありません。
しかし、 こういった着色料の使用がなくなることはないでしょう。
実際に、 消費者側におけるニーズとして存在していますから。
本当の意味で食品の安全を考える場合、 こういった商品価値を高めるだけの着色料は、 極力なくしていくほうが良いのでしょうが、 実際には難しいようです。
商品説明:著者:日本農業市場学会出版社:筑波書房サイズ:単行本ページ数:222p発行年月:2001年10月この著者の新着メールを登録する【目次】(「BOOK」データベースより)第1章 WTO体制とコーデックス/第2章 輸入農産物の増大とポスト・ハーベスト農薬/第3章 輸入農産物・食品の検疫制度/第4章 食肉主要輸出国の安全性・品質保証システム/第5章 HACCPシステムの食品
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